令和6年12月28日(土曜日)
大掃除の一環として本堂前に置かせていただいております賽銭箱の修繕をいたしました。
この賽銭箱は昭和62年に檀信徒の方に奉納していただいたもので、長い間本堂の中に置かれていたため長らく人目についていなかったのですが、住職のはからいで数年前より本堂の前に置くこととなり、妙元寺に訪れる参詣者を出迎えております。
しかしながら長年に室内にあったものですから外に出したことによる紫外線のダメージが大きく劣化を避けるためにたびたびニスを塗っていたのですがそのニスもすぐに劣化してしまい写真のような姿に・・・。
今回、意を決してやすり掛けをしてと古くなったニスをはがし、きれいにしようということでやってまいりました。
さて、いかがでしょうか。
全面をやすりで削った状態です。見違えるようにきれいになりましたね。
ヒノキ製のため、削るとヒノキのとても良い香りがしてきました。
さてさて、この後は市販の防腐剤と対光用の塗料を丁寧に塗っていき、錆びていた鋲をきれいに磨けば・・・
どうでしょうか。自分では納得の仕上がりです。
思わず参拝に来ていた方から「新品みたいだね。」と言っていただけました。
モノが簡単に手に入る時代だからこそこうしていただいた大切なものを長く使っていきたいですね。
ビフォーアフターを並べて
ちなみに一番大変だったのは鋲磨きでした。
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